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箱づくりコラム

2021.08.02

「しかけ箱」の飲食店応援プロジェクト始動!

しかけ箱ドットコムが仕掛ける飲食店支援企画が始動!

これまで当社は様々なアイデアで斬新な箱を提案し、機能的にも企画としても“しかけ”を行ってきました。単なる入れ物としての段ボール箱を作るのではなく、「箱」によってビジネスの課題解決をし、お客様に喜びと感動をお届けする。それが「しかけ箱」たる由縁です。

そして今、実は当社自身の企画として進めているものがあります。しかけ箱ドットコムが仕掛けるプロジェクトです。今回は、今仕掛けている地元の飲食店支援プロジェクトについてご紹介させていただきます。

プロジェクトの背景

今回の“仕掛け”は、地元の飲食店を支援するためのプロジェクトです。ご存知の通り、新型コロナウイルスの影響で飲食店は大打撃を受けています。親交のあるお店も、苦しみながらも試行錯誤しながら頑張っています。

実は、以前から飲食店の方から相談を受け、「晩酌セットを作って買って行ってもらうのはどうか?」などと、箱を使ったアドバイスをさせていただく機会も多かったのです。飲食店との関係性が深かったのです。

思い返せば、家族や友人との時間を楽しんだり、仕事などで人に会い何かを決める時に利用したり、飲食店はいつも人生のドラマを作ってくれていました。いろいろな場面・ステージで「場」を提供してくれていた飲食店。そんな飲食店を潰したくない。少しでも力になりたい!そう思い立って今回のプロジェクトを動かし始めました。

 

しかけ箱.comのしかけ

20年の絆が生んだ百貨店とのコラボ
世の中に飲食店の食べ物を届けていきたい。でも、個々のお店の力では大きく展開させるのは難しい。そこで考えたのが、百貨店とのコラボです。販売の窓口をデパートにすれば、販路が格段に広がります。

この企画を、20年以上前から付き合いのある藤崎百貨店に持ちかけました。その担当は、出会った当時は食品担当だったのですが、店外催事の担当になってからは切っても切れない関係になったという仲なのです。
百貨店の協力は今回の企画の要。それが20年来の絆によって可能になりました。

想いで広がる企画の展望

強力なパートナーを得て、次の課題はどんな商品を、どのように売っていくかを決めるのが重要です。

現在、お酒のペアリングを含めた商品開発を進めていて、デパートのECサイトでの販売を考えています。前月予約のシステムで1.5万円〜2万円の価格帯に設定し、毎月店舗を変えていく方法で多くの飲食店を巻き込んでいく方針です。

今回は箱そのものは割合シンプルなものですが、想いを伝えていく中で地元応援のためのチャレンジとして、小ロットでやってくれる会社も現れました。こうした想いに共感する人たちのおかげで、プロジェクトは前に進んでいます。

地域を巻き込んだしかけ

せっかくやるのだから、地域を盛り上げる仕掛けもしていこう。もちろん、使うのは「箱」です。

飲食店支援だけでなく、地元のアーティスト支援も一緒にできたらいいのではないか?
そう考えて、本企画の箱のデザインは、地元のアーティストに依頼することにしました。地元の若手アーティストに、自分の感性で描いてほしいと声をかけたのです。

地元の百貨店で、地元飲食店のお料理を、地元アーティストのデザインした箱で包んでお客様にお届けする。まさに地元一体となって取り組んでいる「復興プロジェクト」なのです。

愛する地域のために

このプロジェクトを通じて、生まれ育った地元に、何かしらの形で恩返しができたら嬉しいと思っています。実際のところ、企画が成功しても当社の儲けはほとんどありません。収益のためではなく、純粋に地元の飲食店の存続のために動いています。

長い目で見た時に、飲食店が元気になった暁には段ボールの注文を受けたり、この企画に関わった人からのご紹介で商売になることがあったりしたらいいな、という気持ちです。

みんなで助け合って地元企業の経営を継続させていくために、ぜひ多くの方々にご支援いただきたいと思っています。

箱を作るだけではなく、箱を使った企画で仕掛けていく。そんな佐貞商店の新たなる“仕掛け”。鋭意進行中ですので、続報をお待ちください!

この記事をかいた人

しかけ箱ドットコム編集部

有限会社佐貞商店の運営するWEBマガジン「しかけ箱.com」の編集部。皆様に段ボールの素晴らしさや段ボールを使った企業の課題解決策などをお届けいたします。

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